ヘアー&メイクアップアーティスト 森本 亜希子さんの特別授業

2024/11/06

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  • トータルビューティ科

💄ヘアー&メイクアップアーティスト 森本 亜希子さんの特別授業✨

10月21日(月) トータルビューティ科1年生と2年生メイクアップコースを対象に、特別授業が行われました。
講師は、モデル撮影・ファッションショー・化粧品ブランドのインストラクターなど幅広くご活躍されているヘアー&メイクアップアーティストの森元 亜希子さんです。

ソフト(キュート)メイク💓/シャープ(クール)メイク😎
のデモンストレーションを2名の学生をモデルに行い、それぞれのメイクのポイントを解説していただきました。

「モデルにメイクを行う際は肌への摩擦を最小限にし、心地よく思ってもらえるようなメイクアップを行うことが大切。」とありました。

💓ソフトメイクではファンデーションやフェイスパウダーは顔の中心に付け、フェイスラインや生え際などは控えめにし、ベースメイクをナチュラルに仕上げます。

アイブロウは柔らかさを出すためパウダーでアウトラインをぼかしながら描きました。
アイシャドウはピンクブラウンを使用し、目頭と目尻に入れ、目尻側にピンクのアイシャドウを重ねてキュートさを演出しました。
チークはトレンドを意識した高めの位置に入れ、リップはピンク系を少しオーバーに塗り、輪郭をぼかしました。

🌟ソフトメイクは、チークやリップに印象を持っていくようにメイクすることがポイント!

😎シャープメイクでは、ベースに立体感を出すため、ファンデーションを2色使いしていきます。

コンシーラーを部分使いする際には、密度の高いブラシでレ点を書くように肌へのせていきます。
アイブロウは暗めのブラウンを使用し、形がはっきりと出るように描いていきます。
アイシャドウはカットクリースのようにアイホール全体に明るい色を入れたら、グレーでアイホールの骨格に沿って目尻側から入れていきます。
チークやリップはベージュ系を使用し、血色が悪くならない程度に色合いを調節します。

🌟クールメイクは、アイブロウやアイメイクに印象を持っていくようにメイクすることがポイント!

学生からの質疑応答
❓メイクアップでのこだわりはありますか。
「モデルさんの骨格を観察し、顔型に合わせ立体感を演出して、その人の良さをより引き立たせること」

❓モデルさんに似合う色はどう判断していますか。
「イエベやブルべにとらわれず、メイクをしながら色味を調節していく。グレーやブルーも一色ではなくその中にも暖色寒色があり、上から色を重ねていくことで、
そのモデルさんに合わせた色味に変えていく。」

❓入社1年目で意識することはなんですか。
「初めは、技術が上手いというよりも元気があったりやる気があったり気遣いができるということが大事。人との繋がりが自分の仕事に繋がり、幅が広がってくるので人脈作りが上手くいくためにも人に興味を持って接していくこと。
仕事を任せたいと思う人は、技術の上手さではなく人柄。人と接する仕事なので人間性を重視することが大切。」

現役のプロの技術を見ることができる貴重な機会となりました。メイクのコツや現在のトレンドについても知ることができ、将来に活かせる技術を体感できる大きな学びの場となりました。

本校では年に一度、森本さんに来校いただき、特別授業を行っていただきます。

森本さん、ご協力いただきましてありがとうございました。

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